力学を起点とする新しい機能の創造に挑戦します
私たちの身の回りには力学的な負荷を加えると発電したり磁石になったりする機能をもつ物質が存在します。当研究室では力学と機能に相関が見られる機能材料に対して、
- 「力学と機能の相関を利用したオリジナル計測技術の開発」・・・音を使った電気抵抗計測法の開発など
- 「新たな機能材料の創出」・・・1nm以下の間隔で並べられたナノ粒子アレイなど
- 「豊かな社会の実現を目指した異分野横断応用研究」・・・超高感度水素ガスセンサの開発など
を行っています。また、
- コロイドガラスの音響物性
- 電磁超音波センサの開発と非破壊検査
など、力学と機能に関する幅広い研究を行っています。
研究テーマの一例
- 合金ナノ粒子における原子拡散のリアルタイム観察 ~おはぎを作っていたら大福ができた?~
Real-time observation of restructuring in bimetallic alloy nanoparticles - ナノギャップパラジウムナノ粒子を使った超高感度水素ガスセンサの開発
Nano-gap palladium-nanoparticle based high-sensitivity hydrogen-gas sensor - 抵抗スペクトロスコピーによる半連続金属膜の形成ダイナミクス
Formation dynamics of metallic semicontinuous film studied by resistive spectroscopy - 外部振動によるコロイドガラスの結晶化
Crystallization of colloidal glass by external oscillation - 点収束型EMATによる応力腐食割れの検出
Development of point-focusing EMAT - モード変換を使った配管減肉検査法の開発
Wall-thinning inspection using mode conversion of guided waves